


父は、職場の人4人で、被災地に行きました。
場所は、宮城県七ヶ浜町。仙台市の東に位置し、海沿いです。
当時、ここも津波が押し寄せ、多くの建物が流され、60人を超える方が犠牲になりました。
7月8日に出発した我々一行は、東名→首都高→東北道を走り、仙台宮城ICへ入りました。
7月9日から、ボランティアセンターにて仕事をもらい、働きます。
この日は、渡辺さんの家の畑の泥出し。
その、渡辺さんの家に向かう途中、初めて被災現場を見ました。
「これでも片付いたほう」と震災直後にここを訪れたことのある職場の人の声。
それでも、あたりは、散乱していました。
炎天下の中、作業は、破傷風予防のため、長袖を着ているせいか、汗だくだく。
10分もすれば、額の汗が目に入り、痛くなります。
それでも、1日かけて、なんとか、終えることができました。
最後、渡辺さんご夫妻は、泣いて喜んでくれました。
また、畑で、いろいろなものを作ってくださいね。
被災地では、一歩ずつ歩いていくことが復興へとつながるのだと思いました。